potabobe_dorcus

クワガタ採集・飼育とF1について語ります

産卵用発酵マット 産卵一番

こんばんは。potabobe_dorcusです。
ネタ切れ気味につき、まだ記事に用いていない写真をお題に記事を書きます。今夜の写真はこちら。
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フォーテックさんの「産卵一番」です。(ちなみに以前はMaxmatスーパー微粒子と言う商品名だったはず)。今夜は産卵用発酵マットについてです。

クワガタには産卵木(いわゆるほだ木)に産卵する種とマットに産みつける種がいます。と言っても木を粉砕し発酵させたものが発酵マットなので形態が異なるだけで「幼虫の餌となる木に産みつける」と言う面では同じです。そのため産卵木、発酵マットいずれにも産卵できる種はたくさんいます。

発酵マットと一言で言えども販売されている商品はたくさんあります。考慮すべきポイント(産卵用マットに特化したお話です)をお伝えしたいと思います。

【考慮すべきポイント】
●発酵具合
 発酵が進むほど色が濃くなります。マット産みのオオクワやパプキンなどの色虫は発酵が浅めのマットが適していると言われています。逆にヒラタやミヤマ、ノコギリは発酵が進んだ色の濃いマットが適しています。

●添加物
 様々な添加物が盛り込まれているマットもありますが、そう言うマットは幼虫を大きく育てる用のマットです。産卵用には添加物の少ない素朴なマットが望ましいです。メス親として命をつなぐことが使命ですから刺激の強いマットよりも安心して食べられるマットを好むはずです。

●水分量
 購入してそのまま無調整で使えるマットはなかなかありません。よほど商品の回転が早いお店で買えればですが…。最終的には調整が必要です。

●粒子の細かさ
 産卵用には微粒子が望ましいです。推測ですがメス親が卵を産みつけるために作る卵室を形成しやすいのかと思います。ただし、粉レベルまで行くとやりすぎです(市販ではあり得ませんが)粉になるとぎっちり詰まりすぎ酸素が行き渡らず孵化できません。

●商品の買いやすさ
 できるだけ多くのお店で取り扱われていて、気軽に買えること。本体価格も送料も安いにこしたこと無いですね。

他にあるかなーと考えましたが長文になってきたのでオススメを。冒険せずに安定の質を求めるならば「産卵一番(フォーテック)」がオススメです。
発酵浅めなのでベストマッチはアンタエウスオオクワガタやパプキンなどの色虫です。ヒラタやノコギリも水分多めにすれば産むでしょう。ミヤマはもっと発酵進んでないと厳しいかも。

実はブログ書き始めたときはもう一品挙げようと考えてましたが「そう言えば最近使ってないな。どうだったっけな」と考え始めてしまったので、もう一品はもう一度実際に使い、自信を持ってオススメできるようになってからお伝えします。

なんだか中途半端になりすみません。早めにもう一品を注文します。今夜はこのあたりで。

ブログランキング好調です。ありがとうございます

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