こんばんは。potabobe_dorcusです。
読者の皆様は今週末の採集や飼育の成果はいかがだったでしょうか?
自分は今日、家族で羽田空港に行ってきました。
さすがにキョロキョロしても虫なんていませんし、樹液もありえません(笑)
今日の記事は昨日の昼間、富士見市方面で見つけた樹液ポイントについての考察です。
以前、昼休み採集の樹液ポイントの樹液が枯れた。と言う記事にコメントをくださった方がおられまして、そんなに簡単に枯れて、消えて無くなるのか?と言う疑問を持たれた内容でした。
色々な参考書などで書かれているため、自分の考察とは言えないのですが、樹液にも種類があります。
当然、樹種の違いはありますが、樹液が出る要因に種類があります。
1. 樹自身が他の生物の力を借りず樹液を出す
2. スズメバチなどアゴの力の強い生物が樹皮をかじり樹液が出る
3. 蛾やカミキリムシの幼虫が木に穿孔(せんこう)して樹液が出る
の三本です。(国内の平地に限った話です)
昼休み採集ポイントは1のタイプでシーズンの早いタイミングから樹液が見られますが、シーズンを通して供給されません。また、毎年同じ樹が出してくれることも特徴です。冬、春とおとなしかった樹が夏になり一気に成長を始めたら、樹液漏れちゃって、やばいやばいと自己修復して樹液が止まる感じでしょうか(笑)
2も1と似たような規模感ですが、1は樹皮の割れ目や樹皮下から染み出す感じで、2はかじられて樹皮が毛羽立つような感じになる違いが見られます。
そして昨日、富士見市方面で見つけたのが3のタイプと見ています。樹皮と言うより幹が窪んでおり、その下には木くずがついています。3のタイプは盛夏になってからの出現であること、毎年同じ樹での発生ではないことが特徴と考察します。
自分も実物を見て勉強になりました。
シーズンインのタイミングでタイプ1を見つけ、盛夏にタイプ3を見つけることがシーズン通しての安定した採集につながりますね。
偉そうな考察書いちゃったなー(笑)
おいおい違うぞ!ってご指摘ありましたらぜひお願いします。
明日はF1ネタになるはずです。
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