potabobe_dorcus

クワガタ採集・飼育とF1について語ります

ワイルドメス産卵の難しさ

こんばんは。potabobe_dorcusです。
今日は寒かったですねー。真冬の寒さではないものの身体が春モードになってきたところでこの気温だとものすごく寒く感じますね。

ひとつお詫びですが、昨日から今日にかけてツシマヒラタの記事が2つ表示されていました。
申し訳ないです。悪意ではなく操作ミスです。

今夜はトピックでは無いのですが、3匹の幼虫を残してくれたワイルドスマトラヒラタのメスについてです。一回目のトピックでも書きましたが、
ワイルドメス単品×2、ワイルドペア×1を投入して得られたのが幼虫3匹です。普通に幼虫を購入する方が時間もコストも断然お得でした。まるで難関種
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ちなみに産んでくれたメスはセットの中で息絶えていました。推測ですが、恐らくメスは採集される前に多くの卵を産み終えており、息絶える直前、最後の力を振り絞って3匹を産んでくれたんだろうなーと考えます。一匹でも多くの子孫を残すことが生物の本能でしょうから。大切に育てなきゃ。

昨年の自己採集オオクワガタメス2匹もさっぱり産まず、天然個体の産卵の難しさが身にしみます。
うまく行くときはすんなりいくんですけどねぇ(笑)

スマトラヒラタの場合は自然界で産み尽くしたが故に採集後は産まず、オオクワガタは羽化直後、樹液場までの移動の間に採集したが故に未交尾で産まなかった…との推測は都合が良すぎるでしょうか(笑)産卵セットが最適だったかは迷宮入りにします。

言いたいことは
天然の虫を飼育、ブリードするには難しさリスク、ギャンブル的な要素があると言うことです。
いつ羽化し、どこでどんな生活をしてきたかは誰にもわかりません。きちんと管理されてきたブリードものの虫は羽化の時期も状態もある程度、情報が得られるためブリードの計画につなげやすいです。
天然個体を攻略する楽しみもあるので一概にどちらが良いとは言えませんけどね。
少しでも成虫購入の際の判断材料になれればです。

奥が深いですねぇ。そんなドラマチックな幼虫だからびっくりするほど大きく育ったりしないかな(笑)

育ち具合は今後の記事にて。今夜はこのあたりで。
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