こんばんは。potabobe_dorcusです。
昨夜に続き散策へ行って来たお話です。
※今夜は長文です。可能な限り最後までお読みください。宣伝ではなく誤解を与えたくないためです。
ちょっと長文は...って方はスルーしてください🙏
以前にも訪問させていただいたことのある
「狭山丘陵いきものふれあいの里センター」へ
お邪魔してきました。
入館時のマスクと消毒必須ですよー☝️
入館するとこんな貼り紙が
おぉ。ナラ枯れ。クワガタ趣味人として聞いたこともありますし、実際にオオクワ遠征時に現物を目にしています。どちらかと言うとネガティブな話題に聞こえますよねー。
ちなみにですが、ナラ枯れってどういう原理で発生しているかご存じでしょうか?
お恥ずかしながら自分は今回勉強して参りました。
とは言えここでナラ枯れの原理を熱く説明せずともネット上にたくさんの説明がありますのでそちらを検索してご確認ください。(書かんのかーい❕)
なにもわかっていない自分としては、ナラに属する樹木が何らかの病気に感染して枯れてしまうのだろうと勝手に理解していましたが、目から鱗でした。
写真取り忘れたのですが、貼り紙の下には飼育ケースには実物のカシノナガキクイムシの群れが(笑)
一匹一匹がこんなに小さくても、大木を枯らし倒してしまう力を持っているんだなぁと不思議になります。
この貼り紙や実物はタイムリーなのかわかりませんが、センターの方と会話をさせていただきました。
・一匹のキクイムシが枯れさせるのではなく、大群で襲いかかるそうです。マスアタックと言うそうです。
・ナラ枯れした木はクワガタの幼虫のエサになるのか?と自分から質問しました(笑)センターの方いわく、なる。とのことでした。疑う気はありませんがどなたか教えてください。枯れた木が土に帰るのはわかりますが、クワガタの幼虫のエサになる?
そこはちょっと疑問です。クワガタ趣味の方が
ネガティブにとらえていますからね。
その後、センターの方が見ますか?と一匹のカシノナガキクイムシをプレパラートに固定して顕微鏡的なもので見せてくださいました。手厚さに感激👏
実物は体長5ミリにも満たない虫です。
おもしろいですよぉ。胸のところの点々が見えるでしょうか。なんとここにナラ菌を貯めて(勝手に入っちゃって?)木に突孔し、木のなかでそのナラ菌がはびこって木が枯れてしまうと言うのです😧
こんな小さなもので木が枯れてしまうのです...。
なんかさっきからずっと同じこと言ってるな(笑)
とても勉強になり、なんとも言えない感情を味わいました。ご説明と写真を撮らせていただき、最後に今日いただいたお話をブログに載せてもよいですかと伺いました。
「問題ありませんよ」と言う言葉のあと...
「ただあくまでもサイクルのお話なのでできれば彼らが悪者だと言う言い方は避けていただければ」と。最後に一番大切なことを教えていただきました。
一見、木が枯れてしまうことはネガティブな気がしますが大きな自然界、長い期間と言う大局的な目で見ればただただ自然のサイクルの一部です。
カシノナガキクイムシも在来種であり、悪意を持って枯らしているわけではありません。よっぽと人間の方が私利私欲のために木を切ってますからねー。
私からは「彼らだって悪気を持っているわけではないので尊重して書きます」とお伝えしました。
自然にまつわる趣味を持つものとして、尊重の気持ちを忘れないようにしたいと思います。
長文失礼しました。今夜はこのあたりで。
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